※保険適用外、自由診療となります。
ワキガ(腋臭症)とは、脇の下から通常の汗の臭いと違った特有の臭いを発する症状のことです。
人の体には、アポクリン汗腺とエクリン汗腺と呼ばれる2種類の汗腺があります。
ワキガの原因は、アポクリン汗腺によるものです。
主に体のワキの下・陰部・耳の中・乳輪に多く分布していて、汗がベタつくのが特徴です。
この汗が蒸発し、空気と雑菌が原因で気になる臭いを発生します。
多汗症の原因となるのは、エクリン汗腺から分泌される汗によるものです。
多汗症用注射を打つことで、エクリン汗腺からの汗の量が減る為、気になる汗の量や臭いを軽減させることができます。
1度の注射で、脇汗や気になる臭いが軽減されます。
個人差はありますが、数か月から半年程、効果が持続します。
吸引シェービング法は、ワキの下を切開し、専用の吸引器具(カニューレ)を挿入し、臭いの元となるアポクリン汗腺を除去する治療です。
軽度~中程度の改善に適しています。
傷跡は目立ちにくく、ダウンタイムが短い施術となります。
麻酔を打ちますので、手術中に痛みはほとんどありません。
ワキガの原因であるアポクリン汗腺をカニューレにより吸引しながら細部まで除去します。